Ruki日記

ストレスなく生きたい20代後半,プログラミング,読書,ご飯について書きます。

【プログラミング】【読書メモ】SEを極める50の鉄則-鉄則8-

 【鉄則8】政治的な能力を持て, ITだけでは不十分

SEが職務を全うするには、技術的能力・管理的能力・政治的能力の「三つの力」が必要になります。

  • 技術的能力
    ITに関する専門的な能力と合理的に問題を解決する能力
  • 管理的能力
    仕事の進捗報告、プレゼン、資料作成や仕事を時間内に終わらせる能力
  • 政治的能力(ポリティカルスキル)
    対人関係やかけひきなどに関する人間関係に関する能力

          f:id:ruki_wtnb:20200602212127p:plain

技術力と管理力を高めると技術的仕事は効率的にこなせるようになりますが、「効果的」にプロジェクトをこなすには政治力も必要になってきます。
政治力の具体例を挙げると、自分の考えを売り込む, 集団をうまくまとめる, といった事柄をこなす"技術"です。

特にプロジェクトマネージャやSEのリーダーにとっては不可欠な能力になります。
政治力がリーダーはプロジェクトの重要さ、必須スキルなどを上司や顧客に訴え、交渉してプロジェクトを進めることが出来ます。
逆に政治力がないリーダーは、必要な交渉もしてくれず、最悪の場合責任転嫁をしたりします。

どちらのリーダーが理想的と言えるかは一目瞭然だと思います。

政治的能力の重要性を理解せよ

一般的にSEと言えば技術的能力で、政治的能力を軽視/敬遠されがちです。
しかし、先ほど述べた様にマネージャやリーダーには致命的な欠如になります

さらには下記の様な事柄も全て政治的なテーマであるため、それに関しても無関心ということになります。
プロジェクトの基本構想作り、開発計画の策定、人や金などの資源の配分、プロジェクトの実績評価・管理の仕組み作りなど...

時事的に「政治」と聞くと良いイメージを持たないかもしれませんが、政治の本質は共通の目的を持たせて関係者を結束させることにあります。

つまり、政治力があるリーダーは一つの目標に向けて顧客やメンバーを動かすことが出来ます

技術力、管理力だけにこだわるSEと政治的な折衝ができるSEには大きな差が付きます。
そのため効果的に仕事をしたり、顧客のために良いシステムを作るためにこの能力は欠かせないと言えるでしょう。

より高次元のSEを目指せ

マネージャやリーダに重要であることを強調してきましたが、なってから身に付けては遅すぎるので若い時から身に付ける努力が必要です。

物の見方、決定の仕方だけでも政治的決定と技術的決定ではプロセスが違ってきます。

  • 政治的決定
    直感に基づくほとんど感情的なプロセス
  • 技術的決定
    論理的なプロセス

例) 技術的な決定をするとき、主観的な要素は廃し、客観的・合理的な判断を下すべく必要な情報を全て集めて先に進む。
それに対して政治的な決定は、すべての情報を集めるには時間が掛かるので、”タイミング”が重要と考えて決定します。
どちらの見方が良い悪いのではなく、二つの見方を補完させることが重要です。

プロジェクトに参加した際は、技術面・管理面に加えて、組織の中で物事がどのように動いて動くかなどの政治面も勉強するよう心掛けましょう。
組織の実態を知り、それに対応する術もプログラミングと同じ様に時間を割くべきだと思います。

一人で全ての技術に精通するのは事実上不可能なので、分業や後輩への権限移譲をして政治的能力の取得に時間を使ってみるのもいいかもしれません。
そうして自分自身の政治的能力を高めて高度な仕事をこなしていくのも、政治的な発想です。

まとめ

SEが職務を全うするには「技術的能力」、「管理的能力」、「政治的能力」の三つのスキルが必要

マネージャーやリーダーに必須の「政治的能力」は、軽視されがちだが、任務の達成に大きく影響する。
そのため若手の時から身に付ける努力をするべき。

技術面、管理面の二つの次元に政治面も加えてより高次元のSEを目指しましょう。